2011/7/28在庫有

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本格焼酎の「本格」って?

本格焼酎の「本格」について解説致します。
焼酎は国税庁の酒税法によって「甲類」「乙類」の2種類に分けられています。

◆甲類・・・連続式蒸留器で何度も蒸留させるため、匂いやクセがあまりない。
      アルコール度数が36度未満の物。
【特徴】無色透明で匂いやクセが無いため、誰にでも飲みやすい焼酎。酎ハイや、サワー、カクテルなどに利用されることが多い焼酎。
例)宝焼酎「純」、サントリー「鏡月グリーン」、アサヒビール「大五郎」など
甲類焼酎 鏡月グリーン甲類焼酎 大五郎甲類焼酎 純

◆乙類・・・単式蒸留器にによって蒸留された物のうち、下記の条件をクリアする物。
(1)アルコール度数が45度以下
(2)エキス分(酒の成分から水やアルコール等の揮発性の物の取り除いた後の成分)が2度未満
(3)原料に占める芋類や穀類の割合が50%以上
【特徴】現在の焼酎ブームはこの乙類焼酎(本格焼酎)の商品がほとんど。原料本来の風味や味わいが生かされており、物によっては
例:森伊蔵、村尾、魔王など
本格焼酎 森伊蔵

乙類→本格焼酎へ

上記の「乙類」がいわゆる「本格焼酎」にあたる物になりますが、甲乙丙と言えば甲>乙>丙というように、皆さんも「甲」が一番良いというイメージがあるかと思います。

乙類(本格焼酎)が甲類よりも劣っているというイメージを払拭するために昭和45年頃より乙類焼酎では無く、本格焼酎と表示することが可能になったということです。

本格焼酎(乙類焼酎)の場合は特に、貼付されるラベル等に「原材料名」が明記されていることも特徴の一つと言えるようです。

甲類焼酎の場合には、一般的にラベル等に原材料名が記載されていないようです。

酒税法(国税庁)における酒類の分類および定義(PDF)←国税庁の資料です